ダボス会議で知られる世界経済フォーラム（ＷＥＦ）は２６日付で、
各国の男女格差（ジェンダーギャップ）を比較した今年の報告書を発表し、
日本は世界１４４カ国中１１１位となり、主要７カ国（Ｇ７）で最下位。
前年の１４５カ国中１０１位から大きく順位を下げたそうです。
「経済活動への参加と機会」「政治への参加」「教育」「健康と生存率」の
４分野の計１４の項目で、男女平等の度合いを指数化して順位を決め、
日本は教育や健康の分野では比較的格差が小さいが、
経済と政治の両分野は厳しい評価を受けました。
国会議員における女性比率で１２２位、官民の高位職における女性の比率で１１３位、
女性の専門的・技術的労働者の比率で１０１位とされました。
過去５０年で女性の首相が出ていないことも、低評価の一因でした。
１位アイスランド、２位フィンランド、３位ノルウェーと北欧諸国が上位を占めました。
近隣国では中国が９９位、韓国が１１６位です。
Ｇ７ではドイツ１３位、フランス１７位、英国２０位、カナダ３５位、米国４５位、イタリア５０位です。
